【北京】年末年始に万里の長城...薄着、凍傷、迷子、北京咳、充電ゼロ...本当に生きて帰れる?
今回行ったツアーはこちら。 HISの半日ツアーです。
→https://activities.his-j.com/TourLeaf/PEK0110/
ツアー日程は以下のとおり
8:00
ホテル又は指定の集合場所へお迎え(宿泊ホテルにより出発時間は異なります
9:15-10:45
万里の長城・八達嶺観光(ロープウェーは利用しません)
11:45-12:15
茶芸鑑賞
13:00
ホテル到着
- 万里の長城ってなに?
万里の長城とは、秦の始皇帝が北からの遊牧民族に備えるために作った防御壁です。人間と馬が超えられなければいいということで、壁の高さは3m〜5mというそれほど高くない高さです。多くある長城の中で最も有名な観光地となっているのが八達嶺長城と慕田峪長城です。
- 万里の長城で体験した最悪な思い出...
朝の8時、北京市内のホテルへ迎えに来てくれたガイドさんとドライバーさん。
車で万里の長城に向かいます。ホテルから万里の長城までは約1時間半。かなり遠いですね...
集合住宅がたくさんありました。
だんだんと市街地から離れていき、いつの間にか岩山の風景になってきます。
よーく見ると、万里の長城が姿を現してます!
ここである疑問が。
あれ?思ってたほど長くない…
「万里の長城は驚くほど長い」と聞いていたのでおかしいなあと思ってガイドさんに尋ねたところ、建設当時は長く連なっていたけれど、風化や地形の変化(山の隆起など)により現在は部分的にのみ残っているそうです。
ついに、お目当ての八達嶺長城に到着。
万里の長城に行くまでにはかわいいものがたくさん!
万里の長城専用のゴミ箱
万里の長城専用の壁
こんな感じで楽しみながら、ついに万里の長城に到着!こちらが入り口です。
入るとすぐに万里の長城に到着!
おお!教科書で見たまんまや〜
だがしかし、教科書で見るより歩くのがしんどい...
階段のない急斜面な坂もきついし
段差の高い階段もきつい...体力勝負です。
百聞は一見に如かず。
写真で見るだけだと分からないことも、行ってみると想像以上にしんどかったりしますよね...
ちなみにこの日、北京には寒波が襲来しており、マイナス14℃というこれまで経験したことのない気温でした。万里の長城は山の上にあり、風も非常に強く吹くので、体感温度はマイナス20℃〜30℃くらい。凍傷により、足も手もちぎれるかと思いました。
タイツ1枚、ズボン1枚という日本で着るような薄着で行ったところ、ガイドさんに怒られました。裏起毛の衣服とフード付きベンチコートは当たり前、それを何枚も重ね着するのが北京っ子のスタイルらしいです。
さらに、万里の長城の長さを甘く見ており、ツレともはぐれ、中国人観光客に埋もれ、ひとりぼっちに。
「もうアイツのことなんか知らん!ぷんすかぷんすか!」と大声で怒鳴りながら、半泣き。
連絡を取ろうと思ったら、万里の長城に到着して30分も経たず、極寒により携帯の充電が80%から0%に...バグったやんこわすぎぃ
写真も撮れない...連絡もとれない...携帯と一緒にわたしも動けなくなるかもと思い、万里の長城を楽しむ余裕は早々と失われていきました。
冬に万里の長城へ行く場合は、フードのついたベンチコート(風が冷たいので帽子必須)、手袋、起毛パンツ、簡易充電器を持っていくことをおすすめします。